私、職業欄には「主婦」と書いておりますが、在宅で「テープ起こし」のお仕事をしています。
テープ起こしというのは、講演会やシンポジウム、インタビューなどをテープに録音したものを(今はICレコーダという便利なものもあるようです)受け取って、それを文章に起こしていく作業です。
今では、テープよりも音声ファイルが主体です。
始めて3年ほどになりますが、耳とおしり(1日中、座りっぱなしなもので。今欲しいものは、事務用の座り心地のいい椅子です)が痛くなるほど仕事をこなすときもあれば、「こんなしてても、いいんだろうか……?」と思うくらい暇なときもあります。
まあ、平均すれば、娘の保育料(ただし、田舎なので安いです)プラスアルファくらい稼いでいます。
昨年の12月は、自分でも「マジかよ〜」と思うくらい、次から次へと仕事の依頼がありました。
いや、私が「忙しい」と思っている仕事量は、よそ様から見れば「全然忙しくない」でしょうけれども、しかし決して「できる女」ではない、「ダメダメ女」の私は、次から次へとやってくる仕事にあっぷあっぷしながらも、なんとか無事締め切りを破ることなくこなすことができました。
そんな怒濤のラッシュを終え、年明けからは「こんなにのんびりしてていいのか?」と思うくらい仕事がありませんでした。
(先週1本やったきり)
ところが、ほとんど重なるようなかたちで2本引き受けてしまい、正直「締め切りまでに間に合うんかい」と少々不安気味の子持ちあゆです。
で、その1本目が今日届きました。
あらかじめいただいている仕様には「老人ホームでのインタビュー」とあったので、ああ、老人の方にインタビューしているのねと思いながら仕事を進めました。
ところが、インタビューされている「老人」の方が、何を言っているのかさっぱりわからない。
「きっと、入れ歯だから発音しづらいのね」と思って耳を澄ますのですが、それでも何を言っているのか聞き取れず、もう、お手上げ状態でした。
インタビュアーの方も聞き取りにくいようで、頻繁に「えっ?」「もう1回お願いします」を繰り返していたのに、テープで聞いているこっちはもっと聞きづらいんだよ〜。
その上、お年を召しているせいか、言っていることがちんぷんかんぷんのような気が……。
インタビュアーの聞いていることが理解できなかったり、全然見当違いのことを答えたり、おんなじことを何回も繰り返したりしています。
こんなことを言うのは恐縮なのですが、失礼ながら「こいつ、ボケてんじゃねえのか?」とさえ思えてきます。
ところが、聞いているうちに、何かおかしい。
インタビュアーが、老人の方に対し「結婚したいですか?」とか「お子さんは欲しいですか?」と聞いてくる。
最近は熟年結婚が増えてきて、離婚をされたり伴侶を亡くされた方が、老人ホームに入所してから新たな出会いをへて結婚するケースもあるかと思いますけれども、でも「子どもが欲しい」というのはどう考えてもおかしい。
もしかしたら、これって「老人ホーム」でのインタビューじゃなくて「福祉施設」でのインタビューじゃないのかと、はたと思い当たりました。
そう思えば、なんとなくすべて辻褄が合うような。
声が聞き取りづらいのも、これで納得だーと思いつつ、これをあと2日ですべて起こしてきちんと清書までできるか、前途は多難です。

つまらない仕事の愚痴を延々としてしまい、申し訳ありませんでした。

ということで、ず〜っと仕事にかかりきりのために『ミュージック・ステーション』も『金スマ』もHDDのなかで、ちらとも見れていません。
ああ、せっかく年末年始にかけてHDDを整理したのに、また増えていく〜。
また中身がすっきりするのは、いつになるのでしょうか。

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