『救命病棟24時』
進藤先生の「ゴッドハンド」を見ることができて、ようやく「『救命病棟』らしくなってきたな〜」と思いました。
やっぱり『救命病棟』には、あの緊迫した手術シーンがなければ、気分が出ませんから。
今までも、それなりにいいドラマではありましたが、地震によって引き起こされた災害、そして、それによってもたらされる混乱やあつれきばかりがクローズアップされて、肝心の医療シーンがおざなりになっていたような気がしていました。
それじゃあ、何のために『救命病棟24時』のタイトルを付けたのか、釈然としないものが残ります。
それが、ようやく今回で少し解消されたような気がしました。
あと、残り3回か4回くらいだと思いますが、このまま盛り上がっていくのか、それともやはり(救命という名からは)期待外れに終わってしまうのか、静観したいと思います。
なんだかんだ言っても、しっかり見てしまうんですけれどもね。

ただ、おばあちゃんの救命措置で、進藤先生の言いたいこともわかるんですけれども(道義的に正しいことも含めて)、日比谷先生や河野先生の気持ちもわかるんですよね。
もちろん、医局長も気持ちも、痛いほど伝わってきます。
確かに、患者一人ひとりにとってみれば、「たったひとつしかない命」であって、家族にとっては掛け替えのない存在なのかもしれません。
しかし、最終的に意識を取り戻したとはいえ、ずっと心肺停止状態で、回復する見込みのない患者さんをずっと処置し続けるのは、とても強い意志が必要だと感じられました。
しかも、それを「普通じゃない」状況のとき――ろくに休養もとれず、心身ともにぼろぼろになりながら続けることは、精神力も体力もひどく消耗させるのではないのでしょうか。
見ていると、そのうち張りつめていた糸が切れそうで、痛々しくさえあります。
「医者もひとの子」ではないのかな、と考えたんですよ、私は。
進藤先生は、完璧すぎるがゆえ、他人の弱さを認められない部分があるような気がします。
もちろん、安易に甘えてはいけない部分もあるかとは思いますが。

おおっ〜、なんだかドラマについて熱く語ってしまいました。
ではでは♪

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