ISBN:4062069024 単行本 高村 薫 講談社 1994/07 ¥2,100
日記仲間の透子さんも書いていらっしゃいましたが、私も高村薫さんの小説を読んで、<合田雄一郎>を中居さんに演じていただきたいなと思っていました。
で、もし、(絶対に無理だと思うんだけれども)木村拓哉さんと共演されるのなら、私はこの『照柿』の<野田達夫>役をやっていただきたいと思っています。
もちろん、義兄の加納検事役を演じる木村さんも捨て難いのですが……。
義兄である加納と合田の関係は、口数は少ないんだけれども、それでも胸の奥で繋がっているような、周囲が全部敵になっても、こいつだけは味方でいてくれる――作品を読んでいると、そんなふうに感じられます。
(レディ・ジョーカー)のラストのほうでは、「おいおい」てな感じになってきますが……。
一方、野田と合田の関係はというと、一応、友人でありながらも互いの心中には暗くて重たいもの――嫉妬心や憎しみも存在していた。
ふたりの間には、友情と憎悪が表裏一体になっている……そんな感じです。
苛立ちも露わに突っ掛かってくる木村さんを、茫然と見つめる中居さんの図、いいんじゃないでしょうか。
ストーリーは、駅で偶然転落事故に遭遇した合田が、転落した男性ともみ合っていたと思われる女・佐野美保子に、なぜか強く惹きつけられてしまう(いわゆる、一目惚れというやつですね)、そんなシーンから始まります。
数日後、合田は学生時代の友人・野田と再会します。
そして、野田が佐野美保子と不倫関係(佐野美保子には夫がいる)にあることを知る……という感じで進んでいきます。
なんか、もう、すごくどろどろですね。(苦笑)
でも、ひとりの女性を巡って、深く水面下で火花を散らすツートップというのも、一見の価値があると思います。
問題は、<佐野美保子>役を誰にするかですよね。
一見、儚げなんだけれども、奥に秘めた強さを感じさせる女性。
「動」よりも「静」のイメージです。
残念ながら、竹内結子さんは、私のなかでは<佐野美保子>と結び付かないんですよ。
彼女は、女性らしい柔らかさや、温かさや、母性本能を感じさせる役が似合うと思うから。
どちらかと言えば、松雪泰子さんのほうがまだ近いかなー。
30歳くらいの女優さんで、誰かイメージに当てはまるようなひと、いませんか〜。
日記仲間の透子さんも書いていらっしゃいましたが、私も高村薫さんの小説を読んで、<合田雄一郎>を中居さんに演じていただきたいなと思っていました。
で、もし、(絶対に無理だと思うんだけれども)木村拓哉さんと共演されるのなら、私はこの『照柿』の<野田達夫>役をやっていただきたいと思っています。
もちろん、義兄の加納検事役を演じる木村さんも捨て難いのですが……。
義兄である加納と合田の関係は、口数は少ないんだけれども、それでも胸の奥で繋がっているような、周囲が全部敵になっても、こいつだけは味方でいてくれる――作品を読んでいると、そんなふうに感じられます。
(レディ・ジョーカー)のラストのほうでは、「おいおい」てな感じになってきますが……。
一方、野田と合田の関係はというと、一応、友人でありながらも互いの心中には暗くて重たいもの――嫉妬心や憎しみも存在していた。
ふたりの間には、友情と憎悪が表裏一体になっている……そんな感じです。
苛立ちも露わに突っ掛かってくる木村さんを、茫然と見つめる中居さんの図、いいんじゃないでしょうか。
ストーリーは、駅で偶然転落事故に遭遇した合田が、転落した男性ともみ合っていたと思われる女・佐野美保子に、なぜか強く惹きつけられてしまう(いわゆる、一目惚れというやつですね)、そんなシーンから始まります。
数日後、合田は学生時代の友人・野田と再会します。
そして、野田が佐野美保子と不倫関係(佐野美保子には夫がいる)にあることを知る……という感じで進んでいきます。
なんか、もう、すごくどろどろですね。(苦笑)
でも、ひとりの女性を巡って、深く水面下で火花を散らすツートップというのも、一見の価値があると思います。
問題は、<佐野美保子>役を誰にするかですよね。
一見、儚げなんだけれども、奥に秘めた強さを感じさせる女性。
「動」よりも「静」のイメージです。
残念ながら、竹内結子さんは、私のなかでは<佐野美保子>と結び付かないんですよ。
彼女は、女性らしい柔らかさや、温かさや、母性本能を感じさせる役が似合うと思うから。
どちらかと言えば、松雪泰子さんのほうがまだ近いかなー。
30歳くらいの女優さんで、誰かイメージに当てはまるようなひと、いませんか〜。
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