今日は、昨日の『女王の教室』の感想を。
厳しい悪魔のような阿久津先生が、実は生徒思いのいい先生だったという、ある意味、予定調和的なラストでしたが、でも、とてもいいドラマだったと思います。
なにより、現在の教育(子育て)で失われようとしている、大切なことを提示されているような気がするのです。
きちんと子どもに自立(自律)心を養わせ、悪いことをしていたらきちんと正し、きちんと正しく進めるように見守ること――まあ、こんな感じだと思うのですが。
でも、口で言うほど簡単ではないんですよね。
子どものことをきちんと叱るためには、自分もきちんとそれができていなければ説得力がないわけですから。
例えば、子どもに「好き嫌いなく食べなさい」と注意するならば、親も好き嫌いがあってはまずいわけですよね。
親が嫌いなものを平気で残しているのに、子どもに対してそんなこと言っても「お母さんだって、残しているじゃないか」と反駁されるのがオチです。
体罰を加えたり、なんとか言いくるめて、表面上は言うことを聞かせたとしても、内心で軽蔑されるのではないでしょうか。
子どもをきちんと指導するためには、親が規範とならなければならないのではないかと、ドラマを見ながら私は考えました。

私を含めてなんですけれども、今の親が子どもを叱れないのは、その辺に原因があるのではないでしょうか。
自分ができないことを、子どもに押しつけるのは気が引ける。
かといって、そのために今さら努力するのもな……。
で、つい、なあなあになってしまう。
――というのが、だらしない親の独り言です。

和美ちゃんと由介くん、相手に自分の気持ちを素直にうち明けることができて、よかった、よかった。
ただ、お互いに気持ちを確認した後、てっきり「じゃあ、来週会おう(デートしよう)な」というふうに展開していくのかと思ったら、
「また、会えるよね……?」となったので、ちょっとびっくり。
やっぱり、まだ小学生だと、付き合うとかそういうところまではいかないのかな〜。
それとも、ふたりが奥手なだけ?
今の小学生は、わからないです〜。

後日談で、2組の担任の天童先生が、いきなり「真矢化」しているのには、笑ってしまいました〜。
でも、どうなんだろう。
以前、和美ちゃんが、自信をなくしている天童先生に「しおりちゃんは、しおりちゃんでいいじゃん」って言っていたのに、そのセリフの意味がなくなっちゃうような。
もっと天童先生らしさ(長所)を伸ばしたほうがいいのでは……なんて、余計なことを考えてしまったり。(苦笑)
ただ、原沙知絵さんって、すごく演技に幅があるな〜って思いました。
ドジでかわいらしい役も、ビシッとしたできる女性の役も、違和感なくこなしていますから。
決して華のある主役という感じではないのですが、存在感のある脇役として、長く活躍されるのではと思いました。
なんてったって、「三樹子お嬢様」ですから。(笑)

『女王の教室』を見ていない方には、「なんのこっちゃ?」な内容になってしまいました。
中居さんにかすってもいない日記で、申し訳ない。(反省)

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索