白い天使の歌声

『クリスマスの約束』
夜中に突然停電するという不幸に見舞われることなく、無事、録画することができました。
神さま、ありがとうございます……。
そして、東北電力の方々。
私たちがこうやって「中居さんを鑑賞」できるのは、あなた方のお陰です。
今日ほど、普通に電気が通っていることのありがたさを噛みしめたことはありません。
メンテナンス、ご苦労さまです。　←　意味はない。

閑話休題。
こんなことを書いたら、ちょっと失礼かもしれませんが、小田さんってとっても「愉快な方」なんですね〜。
歌はよくお聞きしますが、トークはそれほど印象になかったので（あっ、『スマスマ』に出ていたっけ・汗）ちょっと意外に感じました。
途中、わざと自分を落としてみせて会場を沸かせ、そのまま自分のペースに巻き込んでゆく。
そんな様子を見ていたら、ちょっと前に感じていたもやもや（わかるでしょう・笑）が、晴れていくように感じられました。
そう、一流のひと、既にある世界で自分の地位を確立しているひとは、決して自分を誇示する必要がないんだ。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ではありませんが、本当にすごいひとほと全然偉ぶることなく、すっとひとを引きよせる懐の深さを持っているものかもしれません。
逆に、威張っていたり、これ見よがしに自分の力を誇示するひとは、所詮それだけのひとであって……。
昨日の小田さんを見ていたら、ふとそんな考えが浮かんできました。
中居さんが必要以上に「音痴ネタ」を披露したり、知っているはずなのに知らないふりをする
（なかには、本当にわからないものもあるかもしれませんが）のは、相手を萎縮させないための中居さんの作戦なのかな――なんて思ったりして。
でなくて、「SMAPのリーダーで、敏腕司会者、しかも美形」とイメージが前面に出ちゃったら、ゲスト（もしくは他の出演者）との間に壁ができちゃうという可能性も、なきにしもあらずですから。
（的外れな考察だったら、笑っちゃってください）

穏やかに時間は過ぎ、いよいよサプライズゲストの登場。
観客たちは、誰が来るのか興味津々といった感じです。
そして、白いシャツを纏った中居さんが登場してきました。
アウェーで、緊張しているのがはっきりとわかります。
そんな中居さんを温かく出迎えてくれる小田さん。
本当に大人で、優しいひとなんですね〜。
一方の中居さんは、落ち着かなげに、顔やニットのキャップを手で擦っています。
そんな動作も、いとかわゆしです。

観客の皆さまも、中居さんを温かく迎えてくれて、本当にありがとう――そう胸のなかで呟きました。
特に、男性の方から好意的に受けとめてもらえると、本当にうれしくなります。
なかには、明らかに狂喜している方（女性）もおりましたけれども。

歌は、もう、ただ「感動」のひと言です。
優しい声でていねいに歌い上げる中居さんから、目が離せませんでした。
テレビ画面に穴が開くくらいの勢いで見ていましたよ。（笑）
客観的に見たら、決してうまいとは言えないのかもしれない……。
でも、ただ無心に、そして一生懸命『夜空ノムコウ』を歌う中居さんの歌声は、胸の奥にある琴線を震わせました。
世にも美しく儚い歌声が、粉雪のように静かに私のなかに降り積もっていきます。
ただ、ただ、彼の歌に聞きほれていました。
小田さんとの歌声とも、ぴったりはまっていたような気がいたします。

とてつもない緊張と、そしてやり遂げた開放感からでしょうか、白いシャツに汗がにじんでいます。
きっと、ご自身（SMAP）のライブより、何十倍も緊張されたのではないでしょうか……？
でも、白いキャップをかぶり、白いシャツをお召しになった中居さんは、「冬の精」のようにも思えました。　←　イタいファンです。（爆！）

本当に、至福の時間をありがとうございました。
私にとって、最高の「クリスマスプレゼント」であります。