中居さん不在の『うたばん』も気になってはいたのですが、
日テレの『金のA様――』の「天才脳外科医」も興味津々の内容なので、
『うたばん』はHDDに任せて、リアルタイムでは日テレを見ていました。
今日は、だんなも早番ですでに帰ってきていたので、ちょうどよかったです。
(やっぱり、だんなの前では、中居さん番組は見づらい・汗)

「天才脳外科医」福島孝徳さん、62歳。
ほかの病院で「無理です」とさじを投げられた患者たちを、年間600人以上、受け入れ、
(しかも、去年はすべて成功したとのこと)
文字通り「神の手」を持つ医師です。
年間600件ですから、単純計算しても、1日2件ですよね。
普通、脳神経の外科手術は、ものすごい集中力と精神力、そして体力を使うので、「1日1件」すれば使い物にならなくなるそうですが、
福島さんは、そのハードな手術を、1日2件、3件、4件……とこなしていくそうです。
最高は、「1日11件」だそうです。(驚)

それに、普通、お年を召すと、経験や知識は増えても、体力や気力が落ちるものだとばかり思っていましたが、福島さんは60歳を超えた今でも、「衰え」とは対極の位置にいらっしゃいます。
階段も、身軽に駆け上がっていっていました。
言葉は悪いかもしれませんが、本当に「怪物」のようなお方です。(笑)

福島さんの、そのずば抜けた才能は、すでに研修医時代から萌芽があったようです。
それまで見ることができなかった頭蓋骨のなかを、そのころ発明された内視鏡を使って見ることを思いつき、実行に移したり、
(でも、大切な脳を傷つけてはならないため、ものすごい技術力が要求されたそうです)
手術のときに、頭蓋骨を大きく開くのではなく、
(この方法は、体力のある患者にしか適応できなかった)
小さな穴から手術する方法を確立したのも、福島さんでした。
きっと、福島さんの存在がなかったら、脳外科の治療方法はもっと旧態依然としていて、助かるひとも少なかったのでは――って思いました。

全世界の脳外科の分野の医師たちが彼を尊敬し、「権威」と呼ばれるような存在になっても、それに慢心することなく、治療のための努力を怠らない福島さんは、本当に素晴らしい方だと思います。
これからも、第一線で活躍されることを祈念いたします。

しかし……。
「天才外科医」というと、どうしてもあの方が脳裏をかすめるのですが。(笑)
「たかがドラマ」ではありましたが、病院のシーンでの中居さんの器具を扱う動作の、流れるような優美さは、ほんと、ため息ものでありました。
ピアノの演奏にしても、そうだと思いますが、
もちろん、ものすごい努力をしているにしても、それ以上に「器用なひとだな……」って感じております。

『うたばん』は、明日、鑑賞いたします。

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