安藤美姫さん、おめでとうございます〜☆

ザッピングしながらですが、グランプリシリーズを見ました。
安藤美姫さん、優勝、おめでとうございます♪
トリノでの惨敗から、半年。
よくぞ、ここまで――って、感慨無量です。
オリンピック前の過剰ともいえる取材、重すぎる期待、
そして、足の小指（でしたっけ？）の骨折と、
18歳の少女には過酷すぎる状況のなか、結果を残せずじまいでした。

そして、奇しくも、そのトリノで優勝した荒川静香選手。
その日を境にして、彼女たちを取り巻く環境は、
天と地ほどにも入れ替わったように感じられます。

それまでの報道合戦が嘘のように、ほとんど顧みられることのなくなった安藤美姫選手。
報道されるのは、心ないバッシングや、特別強化選手からの降格といった、
ネガティブなものばかりでした。

一方の荒川静香選手は、その日から、「顔を見ない日はない」というくらい、
あちこちの番組に出ずっぱりでした。
（『スマスマ』や『金スマ』にも、いらっしゃいましたよね）

このような状況のなか、安藤選手は、とても悔しかったことでしょうし、
つらく、苦しく日々を送られていたことと思います。
もしかしたら、スケートをやめるなんて考えたことも、
一度や二度ではないかもしれません。

でも、オリンピック後のインタビューで、思ったよりさばさばしていたのが、救いでした。
また、先輩の荒川選手から、多くのことを教えられたのではないでしょうか。

そして、見事に復活されました。
乗り越えた冬が厳しい分だけ、ますます大輪に、色鮮やかに、開花したように思えます。

そして、浅田真央選手。
残念ながら3位に終わったものの、高校生になられてから、
ぐっと背が伸びで、女性らしくなられましたね。
以前は「女」を意識した演技をすると、正直、
「早いんじゃないかな〜」って、思えたのですけれども、
今は、堂々とこなされています。

3年ちょっと後のバンクーバーが、楽しみです♪

それから。
荒川静香選手、解説がお上手だなって思って聞いていました。
淡々としているんだけれども、ポイントをしっかりと押さえていて、
わかりやすい解説でした。
理路整然とした説明に、思わず「へえ〜」って納得したり。
本当に、多才な方だなって尊敬いたします。