『華麗なる一族』
「父親が誰なのか」――てっきり、この件について、
鉄平はあくまで受け身なのかと思いきや、
(父親が大介ではなく、敬介だと知り、激しく動揺する感じ?)
あそこまで正面切って、大介に問いつめるとは!
いや〜、正直、驚きましたよ!
画面に向かって、「うそ〜ん!」って。
(だんなと娘がいたから、声には出さなかったけれども)

でも、逆に言えば、それが鉄平という男なんでしょうね。
どんな困難にも屈することなく、あくまでも真実を究明し続ける、
情熱と、正義のひと。

あと、やはり、小さいころから、胸のなかでわだかまっていた、
「お父さんに愛されていないのでは?」
という思い気が、これを契機に、一気に噴出したのでしょうね。
親から愛されないほど、哀しいことはありませんから。

でも、大介も、すごくつらかったのでしょうね。
「妻が父親に……」という疑念を抱えながら、生きてきたのですから。
北大路欣也さんが、涙目になっていたのが、とても印象的です。

寧子さんは、寧子さんで、深く苦悩しているんですよね。
公家のお嬢さまゆえ、強い衝撃のあまり気絶してしまったため、
彼女自身、誰の子かわからないし……。 ← これって、ネタバレ?

ほんと、誰の立場に立っても、つらいんですよね。
ある意味、救いようがないという。
しかし、だからこそ、心を揺さぶるドラマに昇華できるのでしょうか。

父と子が裁判で闘わなければならないのも、哀しいことです。
鉄平さん、とことん追いつめられて、四面楚歌になっちゃうんですよね。
(あくまで、予想)
でも、それは、同時に、父をも破滅へと向かわせるわけで……。

しかし、津川雅彦さん、タヌキ親父の役が、嵌りまくりです。(笑)

あと、銀平ちゃん(山本耕史さん)のへたれぶりも、
すごくうまいなって……。 ← 「ちゃん」づけかよ!
結局、なんだかんだ言っても、銀平ちゃんも、
鉄平兄さんのことが大好きで、思いっきり頼り切っているんですね。
母と弟、妹、そして妻子、会社と、鉄平の双肩には、途方もなく重く、
かけがえのないものが、のしかかっているのですね。

あと、相子さんの行く末も、俄然、気になりつつあります。
まさか、美馬とくっつくとは思えないけれども。(笑)
美馬は、「勝ち馬」にしか乗らないような気もするし……。

この先の展開から、目が離せなくなりました。

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