桜を見て、彼の方を想う。

うちの前の道（県道）をしばらく行くと、川沿いの道になるのですが、
川沿いの土手に植えられている桜の木が、ようやく満開になりました。

義母から用事を頼まれて、実家へ行くのに、
その道を通っていったのですが、
夜だったので、見事にライトアップされていました。

少し前に通ったときは、ライトアップ用の装置が見えなかったので、
「今年は、やらないのかな〜」と、思っていたのですが、
（なんてったって、財政難のご時世ですし）
今年も実現されていて、ほっと安堵しています。

夜空に白く浮かび上がる桜の木は、
妖しいくらい、壮絶な美しさでした。

内心、車を降りて間近でじっくり鑑賞したかったのですが、
それなりに車通りのある道だったので、それはかなわず、
運転しながら、横目で眺めるだけでした。

あと、携帯で写真を撮りたかったのですが、
（信号待ちの間、無謀にも試そうとした）
やっぱり、距離もあるし、障害物もあるしで、
綺麗に撮れそうになかったため、あきらめました。（しょぼぼ〜ん）

光源の違いでしょうか。
ライトの色が白、青白い色、オレンジの3色あるんです。
それも、また、桜の美しさに、
さらなる彩りを与えているように感じられます。

そして、桜といえば、やはり直江先生を思い出します。
あの、凛然としていながらも、そこはかとなく漂う色香とか、
儚さと強さが同居しているところ、
そして、散り際の潔さも、直江先生と重なるような……。

そして、『四つ葉ノムコウ』の中井さんも、
「桜が似合うのでは？」と思いました。
さすがに、「四つ葉」といっても、しろつめ草では、
可憐でかわいすぎますよね〜。（笑）