『題名のない音楽会』
羽田健太郎さんの、追悼特集でした。

『宿命』の演奏はありませんでしたが、
羽田さんがこれまでにつくった曲や、演奏の模様、
そして、言葉の数々が紹介されていました。

なかでも、ガーシュインの『ラプソディー・イン・ブルー』
がお得意だったそうで。
純粋なクラッシックではなく、
ジャズとクラッシックが融合した曲というのが、
ひとつの枠にとらわれず、ドラマやアニメ、歌謡曲など、
幅広く活躍されていた羽田さんらしいなって思いました。

でも、この曲を聴くと、
どうしても、『のだめカンタービレ』を思い出しちゃいます。(苦笑)

――音楽というのは、喜びを10倍に、悲しみを2分の1にしてくれる親友のようなもの……。

この言葉に、羽田さんの音楽に対する、
深い敬愛の念が感じられます。

――ピアノに愛された男、羽田健太郎。

姿形は違えども、どこか和賀さんと、
相通じるものがあるなって思います。(笑)

『宿命』は、和賀を演じた中居さんと、作曲した千住明さんと、
そして、演奏者である羽田健太郎さんという、
3人の男性の魂の結晶では――私には、そう、思えます。

あと、余談ですが……。
なんの演奏か忘れましたが、ピアノ引いていた羽田さんが、
いきなり立ち上がり、指揮棒を振り出しました。
一瞬、何が起こったのかわからず、呆然としちゃいましたよ〜。
次の瞬間、脳裏に浮かんだのは、
「『映画版・砂の器』の和賀さんみたいだ〜」って。
(確か、そうじゃありませんでした……?)

映画版を見たとき、「そんなこと、やるの〜?」って、
えらいぶったまげたのですが、
やっぱり、ピアニストと指揮者を兼任することってあるのね。(苦笑)

次週は、『追悼コンサート』ということで、
『宿命』の演奏シーンが、お目にかかれたらと願います。

本当に、もっと、もっと、ピアノに触れていていただきたかったし、
曲をつくっていただきたかった。
惜しい方を、またひとり、喪ってしまいました。(涙)

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