仕事で、『もったいないばあさん』の作者、
真珠まりこさんの講演を聞かせていただきました。

『もったいないばあさん』
正直、この話を聞くまでは、知りませんでした。
ただ、娘に「知ってる?」って聞いたところ、
「読んだことはないけれども、題名は聞いたことはある」
という答えが返ってきました。
意外と、子どもたちの間では、知名度が高いのかもしれません。

ちょっと口うるさいけれども、心優しい、
もったいないばあさん。
「もう、使えない」と思うものに、新たな命を吹き込んだり、
お金をかけずに、遊んだり、お掃除をしたり、
思わず捨ててしまう食材も、うまく工夫して、利用したり。
ものを大切にする心は、
エコロジー、そして、世界平和にも通じるように思えます。

また、「もったいない」ということは、決して「ケチ」ではないと、
この本では語られています。

作者の真珠さんは、息子さんに「もったいない」の意味を問われ、
答えにつまり、それがきっかけで、この物語をつくったそうです。

「もったいない」って、英語にはない言葉なんですってね。
なので、外人さんに、「もったいない」を説明するのは、
かなり、難しいそうです。

これは、自分でちょっと調べてみたのですが、
仏教用語に「物体(勿体)」というものがあります。
これは、「物の本来あるべき姿、本体の意味を表します」が、
「物体(勿体)」がないのが、「もったいない」。
「もの本来の価値が生かされず、無駄になるのが惜しい」
という意味だそうです。

「もったいない」という思いが、
多くのひとに根づくといいなと思いました。
(もちろん、自分も……難しい・苦笑)

コメント

くるみ
くるみ
2008年2月3日20:52

あゆさん、こんばんは。
インフルエンザご心配いただいてありがとうございました☆
さて、「勿体」が「無い」で「もったいない」なんですね〜、ちゃんとお調べになるところがサスガです!
で、じぶんでどんな時言ってるかな?と振り返ったところ…息子の宿題やテストみて、もうちょっとなのに間違ってたときに一番「もったいない〜っ(怒)」を連発してることに気づきました(汗)
これって、本来の意味から大〜きくはずれてたんですね(汗&恥)
ぜひこの絵本さがして読んでみようとおもいます♪

子持ちあゆ
子持ちあゆ
2008年2月3日23:55

くるみ様

わざわざ、おいでいただき、ありがとうございます♪
症状のほうは、少しは落ち着かれましたか?
先日の『金スマ』は、もう、平常心がぶっ飛びそうなほどの、
「オトコマエ」でしたよね。
病み上がりのくるみさんには、ショックが強かったかしらん? (笑)

『もったいないばあさん』に反応していただき、
ありがとうございます。(ぺこっ)
いえいえ、くるみさんのお気持ち、とってもよくわかりますよ。
ほんと、「もったいない」って、奥が深いです。
かなり人気がある本らしいので、図書館にも、
置かれているかもしれません。(多分……・すいません!)

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